村山庁舎とは? わかりやすく解説

村山庁舎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:25 UTC 版)

国立感染症研究所」の記事における「村山庁舎」の解説

村山庁舎は、陸軍病院から戦後厚生省移管され結核療養所サナトリウムとなった国立療養所村山病院(現:国立病院機構村山医療センター)の敷地内に、1961年昭和36年)に「国立予防衛生研究所ワクチン検定庁舎」として設立されたのを始まりとする。 予研村山庁舎は理研筑波研究所並びバイオセーフティーレベル4 (BSL4当時はP4施設呼ばれていた)の実験施設として設計され1981年昭和56年)に完成していたが、両施設とも近隣住民武蔵村山市からの反対により、運用当面の間BSL3までとされ、BSL4要求される研究行えなかった。なお、エボラウイルス属遺伝子血清学診断などウイルス学検査については村山庁舎のウイルス第一部第一室で対応可能である。 2014年の西アフリカエボラ出血熱流行に伴いエボラ出血熱感染疑われる患者詳細な検査治療薬開発のため、2014年11月より厚生労働大臣武蔵村山市長と協議開始。翌2015年8月7日に村山庁舎が日本初めBSL4施設指定された。 ただしこの際BSL4施設稼働については、将来的移転を市が条件としていたことと、村山庁舎の老朽化指摘されていたことから、厚生労働省2020年8月5日武蔵村山市対しBSL4施設移転検討開始することを伝えた。 「バイオセーフティレベル」および「村山団地 (東京都)#予研P4施設反対運動」も参照

※この「村山庁舎」の解説は、「国立感染症研究所」の解説の一部です。
「村山庁舎」を含む「国立感染症研究所」の記事については、「国立感染症研究所」の概要を参照ください。

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