木材流送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 19:04 UTC 版)
木材流送(もくざいりゅうそう)は、河川の水流を利用して木材を搬出すること。林道を含めた道路の建設や自動車が出現し、性能が向上するまでは、大型で重量のある木材を最も早くかつ大量に遠隔地へ運搬する一般的な手段であり、広く用いられていた。
- ^ 斎藤栄吉「くだながし」『新版 林業百科事典』第2版第5刷 p170 日本林業技術協会 1984年(昭和59年)発行
- ^ “中津川の鉄砲堰製作技術”. 文化遺産オンライン. 2020年5月14日閲覧。
- ^ 岡田利夫 『戦中戦後20年 北海道木材・林業の変遷』p16 北海道林材新聞刊 昭和63年6月10日刊 全国書誌番号:90001781
- ^ 斎藤栄吉「いかだ」『新版 林業百科事典』第2版第5刷 p25
- ^ “わかやま歴史物語100”. 和歌山県. 2020年5月14日閲覧。
- ^ “UNESCO - Timber rafting” (英語). ich.unesco.org. 2022年12月3日閲覧。
- ^ 島田錦蔵『流筏林業盛衰史 : 吉野北山林業の技術と経済』p28,30 1974年10月15日 林業経済研究所 全国書誌番号:70000450
- ^ 『角乗』 - コトバンク
- ^ 江東区. “木場の角乗(きばのかくのり)”. 江東区. 2022年10月28日閲覧。
- ^ “伝承の技「木場の角乗」3年ぶり復活!”. テレ朝news. 2022年10月28日閲覧。
- ^ 「失業者救済対策に地方からの出稼ぎを制限」『時事新報』1925年10月31日(大正ニュース事典編纂委員会『大正ニュース事典第7巻 大正14年-大正15年』本編pp..244-246 毎日コミュニケーションズ 1994年)
木材流送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 15:44 UTC 版)
道路の整備が途上で自動車も発達していない時代には、上流で伐採した木材(秋田スギ)を短期間にかつ大量に輸送する手段は木材流送しかなかった。米代川は水量が豊富であることなどから、全国的に見てもいかだ流しに適した川であり、1965年前後に姿を消すまで盛んに行われていた。
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木材流送
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白老川の上流域は森林地帯であり、古くから森林の伐採が行われてきた。昭和の初期の頃は上流へ至る道路がなかったため、伐採された丸太を白老川に落として流す木材流送が行われていた。当時、流送は道内各地で行われていたが、白老川の場合は水深が浅かったため、水に浮かびづらいナラ材などは、あらかじめ二ツ割、四ツ割にしてから流す特徴があった。
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