書記長復帰と再退任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:46 UTC 版)
「マッテオ・レンツィ」の記事における「書記長復帰と再退任」の解説
2017年2月19日、前言を翻して政界復帰と書記長選挙で再選を目指す意向を発表、3月7日に書記長へ再選されたものの身勝手な言動に党内で反発が広がった。仇敵であるピエル・ルイジ・ベルサーニら憲法改正に反対した民主党議員が離党して新たに「憲法第1条・民主進歩主義運動(英語版)」を結党、結党から十年目にして民主党は分裂状態に陥った。 2018年3月12日、総選挙でイタリア民主党が率いる中道左派連合は上下院で議席の半数を失う歴史的大敗を喫し、同盟・五つ星運動という左右ポピュリズムの大連立政権を前に野党へ転落した。同年3月7日、選挙敗北の責任を取って再度の書記長退任を声明した。その後は暫く中道派の議員の一人として急進左派や左派ポピュリズムに理解を示すニコラ・ジンガレッティ(英語版)書記長への批判を続けている。同盟と五つ星運動の対立でコンテ政権が退陣に追い込まれたのに対し、民主党と五つ星運動が連立して第2次コンテ政権を擁立する動きが起きた事に強く反対している。
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