日本語における鬨とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 日本語における鬨の意味・解説 

日本語における鬨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 22:43 UTC 版)

「鬨」の記事における「日本語における鬨」の解説

鬨をあわす、鬨をつくる 戦の始め両軍互いに声を発した日本は「えいえい」という大将掛け声呼応して軍勢一同が「あう(オオ)」と声を合わせ、これを三度行なったという。「えいえい」は前進激励の「鋭」、「おう」はそれに応じる「応」の意であるという。 勝ち鬨 一例として、『鴉鷺合戦物語』(15世紀前後)にも作法についての記述があり、戦初め時に「鬨を三度出し(これは13世紀成立『平家物語』平治物語』も同じ。脚注参照)、戦後勝ち鬨に関しては、「勝ち時(鬨)は一度始め強く終わり細かるべし」と記している。 上泉信綱伝の『訓閲集』(大江家兵法書戦国風に改めた書)巻十「実検」の中の、帰陣祝い規式の法、の項に、「勝凱をつくることは、軍神送り返し奉る声なり」と記述されており、信仰的な面と繋がっていたことをうかがわせる。なお『訓閲集』の表記では、「えい」も「おう」も異なり、「曳(大将用いエイ)」「叡(諸卒が用いエイ)」「王」の字を用いており、また、軍神勧請する際、「曳叡王えいえいおう)」と記し大将が「曳」と発した後に、諸卒が「叡王」とあげるとしており、声に関しては、「初め低く、末高く張り揚げる」と記している(前述15世紀成立の『鴉鷺物語』と表現変化みられる)。

※この「日本語における鬨」の解説は、「鬨」の解説の一部です。
「日本語における鬨」を含む「鬨」の記事については、「鬨」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「日本語における鬨」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本語における鬨」の関連用語

1
6% |||||

日本語における鬨のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本語における鬨のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの鬨 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS