播州そろばん
播州そろばん |
ばんしゅうそろばん |
文具 |
そろばん |
そろばんは室町時代の終り頃、中国から長崎を経由して大津に伝わりました。安土桃山時代に、豊臣秀吉の三木城攻略時に、大津に逃れた住民が、そろばんの技法を習得し、地元に帰って製造を始めたのが播州そろばんの始まりと言われています。昭和35年には360万丁と最も多く生産されましたが、その後電卓の出現によって、その需要は減少しています。 |
兵庫県 |
昭和51年6月2日 |
そろばんの玉はカバ・ツゲの木から、枠にはコクタン等、堅くて重い天然の木を用いています。「うろこ細」等繊細な伝統技術によって組み立てられたそろばんは、使いやすさ、珠(たま)はじきの良さに加え磨き上げられた美しさを備え、まさに木の美術品としての価値も備えています。 |
播州そろばん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/14 17:39 UTC 版)
播州そろばん(ばんしゅうそろばん)とは、兵庫県小野市を中心とした地域で製造されているそろばんであり、兵庫県の伝統工芸品であり、そのブランドである。1976年に通商産業省(現・経済産業省)伝統的工芸品に指定され[1]、2007年(平成19年)8月に特許庁の地域団体商標に登録された。
- ^ 播州そろばんの歴史 - ウェイバックマシン(2004年4月26日アーカイブ分)
- ^ a b c d e JR西日本「播州そろばん」
- ^ a b c “高品質の播州そろばん、海外で再活用”. 読売新聞 (2010年9月10日). 2010年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月5日閲覧。
- ^ コラム「透視図」.北海道建設新聞社 (2010年11月10日) - ウェイバックマシン(2014年8月13日アーカイブ分)
- ^ “貧困国の子の成長、ねがいましては~ 中古そろばん寄贈広がる”. 産経新聞社 (2010年11月8日). 2011年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月5日閲覧。
- 1 播州そろばんとは
- 2 播州そろばんの概要
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