投票のパラドックスとは? わかりやすく解説

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とうひょう‐の‐パラドックス〔トウヘウ‐〕【投票のパラドックス】

読み方:とうひょうのぱらどっくす

コンドルセのパラドックス


投票のパラドックス

読み方とうひょうのぱらどっくす
【英】:voting paradox

2つ上の選択肢の中から1つを選ぶ場合, 多数決ルール適用するときに生じ循環現象. 例え投票者A, B, Cが選択肢X, Y, Zを選好する場合, AはX, Y, Zの順, BはY, Z, Xの順, そしてCはZ, X, Yの順に選好順序有していると, 多数決ルールによれば, XはYに2対1で勝ち, YはZに2対1で勝ち, そしてZはXにやはり2対1で勝つという循環現象が起こる. このような現象コンドルセの投票のパラドックスともいう.

「OR事典」の他の用語
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投票の逆理

(投票のパラドックス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/01 14:50 UTC 版)

投票の逆理(とうひょうのぎゃくり)とは、投票において投票者一人一人の選好順序は推移的なのに、集団としての選好順序に循環が現れる状態があることを表す命題。18世紀の社会学者コンドルセが発見した。コンドルセのパラドックスとも言う。




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