ラッセルのパラドックスとは? わかりやすく解説

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ラッセルのパラドックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 09:47 UTC 版)

ラッセルのパラドックス: Russell's paradox)とは、素朴集合論において、自身を要素として持たない集合全体からなる集合の存在を認めると矛盾が導かれるというパラドックスバートランド・ラッセルからゴットロープ・フレーゲへの1902年6月16日付けの書簡においてフレーゲの『算術の基本法則』における矛盾を指摘する記述に現れ[1]、1903年出版のフレーゲの『算術の基本法則』第II巻(: Grundgesetze der Arithmetik II)の後書きに収録された[2]。なお、ラッセルに先立ってツェルメロも同じパラドックスを発見しており、ヒルベルトフッサールなどゲッティンゲン大学の同僚に伝えた記録が残っている[3][4]




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ラッセルのパラドックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 05:06 UTC 版)

集合論」の記事における「ラッセルのパラドックス」の解説

X = {a | a ∉ a} という集合考える。それに対してX ∈ X であると仮定してもあるいは X ∉ X であると仮定していずれも矛盾生じる。

※この「ラッセルのパラドックス」の解説は、「集合論」の解説の一部です。
「ラッセルのパラドックス」を含む「集合論」の記事については、「集合論」の概要を参照ください。


ラッセルのパラドックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 15:57 UTC 版)

パラドックス」の記事における「ラッセルのパラドックス」の解説

自分自身要素としない集合集合は、自分自身含んでいるか。

※この「ラッセルのパラドックス」の解説は、「パラドックス」の解説の一部です。
「ラッセルのパラドックス」を含む「パラドックス」の記事については、「パラドックス」の概要を参照ください。

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