所有関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/11 09:19 UTC 版)
「ザ・ヴァイパー・ルーム」の記事における「所有関係」の解説
2001年、共同所有者のひとりであったアンソニー・フォックス (Anthony Fox) が失踪し、これに絡んで行なわれた訴訟の結果、デップは2004年にザ・ヴァイパー・ルームの持ち分を手放した。2008年はじめまで、このクラブはダリン・フェインステイン (Darin Feinstein)、ビーヴァン・クーニー (Bevan Cooney)、Blackhawk Capital Partners, Inc. によって所有されていた。現在、このクラブを所有しているのは、ハードロックカフェの共同創業者のひとりピーター・モートンの息子で、ピンク・タコ (Pink Taco) の社長兼CEOであるハリー・モートン (Harry Morton) と、ダリン・フェインステインである。モートンは、このきらびやかなサンセット・ストリップのクラブを、世界的にフランチャイズ展開させ、世界中に「ザ・ヴァイパー・ルーム」の名を冠したライブ演奏会場を開くことを計画しているとされる。 以前は、オハイオ州シンシナティにも、同名の「ザ・ヴァイパー・ルーム」というナイトクラブがあった。このクラブは、ウェスト・ハリウッドのザ・ヴァイパー・ルームから名称の使用中止を求められ、2006年1月1日から「ザ・ポイズン・ルーム (The Poison Room)」と改称した。オレゴン州ポートランドにある、また別の「ヴァイパー・ルーム」も、名称の使用を中止しないと商標権侵害で訴えると通告されており、ダリン・フェインステインは「奴らの稼ぎは全部、俺たちの名前を使っている結果なんだ」と述べている。オーストラリアのブリスベンには、合法的な売春宿 「ザ・ヴァイパー・ルーム」がある。この他にも、スウェーデンのストックホルムや、「イギリスのハロゲート ( Harrogate)、オーストリアのウィーンにも同様の名称のナイトクラブがある」という。2009年2月まで、オーストラリアのメルボルンにも同名のナイトクラブがあったが、2度の銃撃事件を含む暴力沙汰が重なり、営業許可をめぐる不正や、共同所有者のひとりの薬物関係による逮捕などもあって、閉店してしまった。2011年4月16日、「ザ・ヴァイパー・ルーム」というナイトクラブがオランダのナイメーヘンに開店した。このクラブは、ハリウッドのクラブから名付けられ、本家と同じ様式で装飾されている 。
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