懐王
懐王(義帝)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 04:48 UTC 版)
「項羽と劉邦 (小説)」の記事における「懐王(義帝)」の解説
旧楚の王孫。物心もつかぬ頃に楚が滅亡して羊飼いにまで落ちぶれていたが、反乱軍の象徴として有用と考えた項梁によって楚王に擁立される。まだ二十代半ばの若者だが、王族から卑賎の身に落とされて辛酸を舐めてきただけあって決して愚昧ではない。楚が項梁によって再興されたために項梁の生存中は遠慮があり政治的実権を譲っていたが、その死後は自身が飾り物の君主であることに飽きたらなくなり、謀才のある寵臣・宗義を重用して項梁の後継者の項羽に対抗しようとした。しかし時を置かずに宗義は項羽に殺されてしまい、結局自身が権力を握ることは叶わなかった。
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懐王
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「龍帥の翼 史記・留侯世家異伝」の記事における「懐王」の解説
滅んだ楚の懐王の孫(本作では孫としているが、注釈で玄孫の可能性も説明されている)。羊飼いとして暮らしていたが、范増を項梁が容れたことで、楚王に即位させられた。
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