愛を司る女神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 16:40 UTC 版)
性に関してだらしない面があり、首飾りを手に入れる際も、製作した4人の小人たちに求められるまま、4夜をともに過ごしたとされる。人間や神々の中にも多くの愛人がいたという。特にお気に入りだったのが人間の男性オッタルで、彼を猪に変身させてそれに乗って移動することもあったという。そのためか、夫オーズに去られている。 フレイとも関係を持った事があるが、ヴァン神族において近親婚は日常的に行われる。『古エッダ』の『ロキの口論』においても、ロキから、フレイヤが兄と一緒にいるときに神々が乱入したことを指摘されている。 人間が恋愛問題で祈願すれば喜んで耳を傾けるともいわれている。 名前の類似からフリッグ(別名フリーン)と混同されやすい。また、愛の女神という点で、ローマ神話のウェヌスと同一視されることもある。
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