意宇郡とは? わかりやすく解説

意宇郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/26 19:26 UTC 版)

意宇郡(おうぐん)は、出雲国島根県)にかつて存在した大化の改新の後に熊野大社出雲大社神郡として建てられた。


注釈

  1. ^ 続日本紀』文武天皇二年三月己巳条。また、意宇郡と同時に筑前国宗像郡も連任を許された。続いて上総国安房郡が文武天皇4年(700年)(『続日本紀』文武天皇四年二月乙酉条)に連任を許され、さらに養老7年(723年)までに八神郡全て連任を許された。
  2. ^ 藤原京出土木簡に「己亥年十月上捄国阿波評松里□」(己亥年は西暦699年)とあり、7世紀末には「郡」ではなく「評」と呼ばれていたことが判明している[1]
  3. ^ 比定地名は2009年現在のもの。郷域の比定は関(2006)を参考にした。
  4. ^ a b c 瀧音能之『古代出雲を知る事典』東京堂出版 2010年 19ページから
  5. ^ 昭和23年(1948年)に能義郡荒島村に編入
  6. ^ 旧高旧領取調帳」は出雲国分が欠けているため、木村礎の手により「天保郷帳」をもとに作成され、「日本史料選書16 旧高旧領取調帳 中国四国編」(近藤出版社、1978年)に掲載されたデータが国立歴史民俗博物館によりデータベース化されている。
  7. ^ 松江城下各町の総称。無高のため「旧高旧領取調帳データベース」には記載なし。本項では便宜的に1町に数える。
  8. ^ a b 熊野村1村として記載。
  9. ^ 上来海村・大森村に分かれて記載されているとみられる。
  10. ^ a b 下来海村1村として記載されているとみられる。
  11. ^ a b 意東村1村として記載。
  12. ^ a b c d e f g h 大根島1村として記載。
  13. ^ 記載は松江町。
  14. ^ a b 津田村1村として記載。
  15. ^ a b 「旧高旧領取調帳データベース」には記載なし。
  16. ^ a b 松江市となった区域を除く[2]
  17. ^ 字三月上及び字伊勢宮・字宮ノ沖の各一部[2]
  18. ^ 字田中上・ 字王子阪・ 字馬ノ背・字稲荷上[2]
  19. ^ 湯町村のうち町分。本項では町数に数えない。
  20. ^ 宍道村のうち町分。本項では町数に数えない。
  21. ^ この時点では本郡内に松江本町、松江八軒屋町、松江和田見町、松江寺町、松江天神町、松江魚町、松江灘町、松江竪町、松江雑賀町、松江新町、松江横浜町が存在。
  22. ^ 字北土手・字松江廻・字新丁・字清水・字三月下・字三月西・字田中・字稲荷廻・字宇賀・字元山・字伊勢宮・字宮ノ沖の各一部[2]
  23. ^ 字フケ・松江境の各一部[2]
  24. ^ 字元山・薩摩縄手・袖師浦および狐尾・北原の各一部[2]

出典

  1. ^ 「藤原京出土の木簡が、郡評論争を決着させる」木下正史 著 『藤原京』 中央公論新社、2003年、ISBN 4-12-101681-5、64ページ
  2. ^ a b c d e f g 島根県の地名鑑” (pdf). 島根県. 2023年5月26日閲覧。


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