怪奇派から体制側ヒールへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 02:38 UTC 版)
「ケイン (プロレスラー)」の記事における「怪奇派から体制側ヒールへ」の解説
その後はマネー・イン・ザ・バンクのオールスター・マネー戦に出る予定であったがワイアット・ファミリーの襲撃を受け不参加となり、サマースラムはブレイ・ワイアットと直接「インフェルノ・マッチ」で対決。しかしワイアットの手下の介入により敗れ、そのまま行方不明となった(実際は映画撮影の為)。数か月後PPVヘル・イン・ア・セルにて復帰し、ワイアット・ファミリーを一掃してザ・ミズにチョークスラムを決める。しかし翌日のRAWでザ・ミズと対戦後ステファニー・マクマホンを呼び出し、彼女を罵った末に自らマスクを外し渡す。翌週のRAWでHHH中心の体制側組織オーソリティーのメンバーとして素顔に背広という格好で登場し、運営部長のポジションに就く。オーソリティーの一員となってからしばらくは試合にまったく出場していなかったが、組織と敵対するダニエル・ブライアンらベビーフェイスとの抗争が激化し、コーポレート・ケインとしてランニングに長ズボンという格好で試合に参加し始める。しかし、シールドのオーソリティー離脱劇の際、シールドの不満の矛先となり合体パワーボムをみまわれるなど失態が増えHHHからの信頼は徐々に失われていった。 2014年のレッスルマニア30にてニュー・エイジ・アウトローズとのトリオでシールドに挑むも敗北、翌日のRAWではオーソリティー総出のダニエル・ブライアンへの襲撃に参加したが、シールドがブライアンの救出に駆けつけ、この件をHHHはケインの失態であるとして組織の運営部長職からの更迭を決め、ステファニーより赤い覆面を着けた"ビッグレッド・マシーン"に戻るよう指示された。4月21日のRAWにて、ステファニーが「WWE王座の次の挑戦者はケイン」とブライアンに告げると会場が真っ赤に染まり、入場ランプ以外のいずこから赤い覆面を着けたケインが現れブライアンを襲撃。最終的にステファニーの制止を無視しブライアンにツームストン・パイルドライバーを3発見舞った。その後もブライアンの妻になったブリー・ベラの試合中にリングに穴を開けて姿を現し、ベラを引きずり込もうとしたり、首を負傷したブライアンを更に襲撃するなど以前のような狂気的な面も見せたが、王座獲得はならなかった。 6月のPPVマネー・イン・ザ・バンクのマネー戦に乱入しオーソリティーが支持するセス・ロリンズを勝たせ、王座を賭けたハシゴ戦でもオーソリティー側のランディ・オートンを援護していたが、オートンまでラダーから落とすシーンもあり 王座を獲らせることはできず、オートンとの不協和音の漂う中迎えたPPVバトルグラウンドでの王座を賭けた4ウェイ戦では最終的にオートンの援護を辞め自らベルトへの欲を出した結果シナの防衛を許した。その後再び覆面を外し、素顔に背広姿のコーポレート・ケインに戻りオーソリティ側の人間として番組に登場している。
※この「怪奇派から体制側ヒールへ」の解説は、「ケイン (プロレスラー)」の解説の一部です。
「怪奇派から体制側ヒールへ」を含む「ケイン (プロレスラー)」の記事については、「ケイン (プロレスラー)」の概要を参照ください。
- 怪奇派から体制側ヒールへのページへのリンク