幼名の継承
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 00:31 UTC 版)
武家では、幼名を代々継承する家が多く存在した。 例えば、徳川将軍家の竹千代、尾張徳川家の五郎太、紀州徳川家の長福丸、水戸徳川家の鶴千代、加賀前田氏の犬千代などがあり、事例に枚挙の暇が無い。 これらは、それぞれの家の初代当主の幼名であり、(例えば、竹千代は江戸幕府初代将軍徳川家康の、五郎太は尾張藩祖徳川義直の、長福丸は紀州藩祖徳川頼宣の、鶴千代は水戸藩祖徳川頼房の、犬千代は加賀藩祖前田利家の幼名である)、子孫のうち後を継ぐべき嫡男の幼名にもなり、代々受け継がれていった。
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