年官とは? わかりやすく解説

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ねん‐かん〔‐クワン〕【年官】

読み方:ねんかん

年給の一。平安時代以降天皇上皇三后(さんこう)・東宮親王公卿などの所得とするために、毎年除目(じもく)に際して一定数の任官希望者を募って推薦させ、名目だけの地方官京官任命して任命された者にその任料納めさせた制度


年官

読み方:ネンカン(nenkan)

平安時代天皇上皇東宮三宮親王女院女御および公卿与えられ年給


年官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 06:16 UTC 版)

年官(ねんかん)とは、日本の古代・中世前期において、皇族及び貴族が保有していた官職推薦権を指す用語。太上天皇をはじめ皇族公卿に対して毎年、一定の官職を給与し、給与を受けた者が任官希望者を募り、任料を納めさせる代わりに希望者を申任させる制度である。また、任料を目的とせず、自己の親族や家司を申任させて経済的な恩恵を給付する方法としても用いられた。




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