常田富士男
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常田 富士男(ときた ふじお、1937年〈昭和12年〉1月30日[1] - 2018年〈平成30年〉7月18日[2])は、日本の俳優、声優、歌手、ナレーター。本名同じ[1]。個性派の怪優として知られた。また歌手として、ビートルズを題材としたカルトGSのレコードも発表している。長男に俳優の倉崎青児がいる[3][4]。
注釈
- ^ 復活を望む声が多かったため、2005年からはゴールデンタイムで再放送された。
- ^ 出演例:「つまった音の物語」(BGMに乗せて「っ」が付く単語(※納豆など)の発音を解説するコーナー)で語りを担当(顔出し出演)。
- ^ ドン松五郎という犬が電車内のマナーの悪い乗客たちに嘆き、最後は吠えて叱り飛ばすと言う内容。ちなみにドン松五郎が映る場面は映画のシネフィルムからの流用である。
- ^ (リンナイ(同品の製造元)のテレビCMとして放映したことがあった(※ガス会社の社名を写すシーン(CM終盤)は茶碗に盛った白ごはんに差し替え))
- ^ 「越前昔ばなし」(アニメ)と「子供の頃の夢」(実写映像)の2編が制作された。
- ^ (※びわ湖放送(滋賀県)でも当CMを放映したことがある)
- ^ (「むかーし、むかし」や「 - そうじゃ」などの語りがある。なお、VTR中にウォーレン・クロマティの映像があるが、このシーンは女性ナレーションが担当した(注:当番組では市原悦子はナレーションを務めてない))
- ^ (放送当時、一軍監督を務めていた各監督の現役時代に発生した珍プレーVTRのみ(※星野仙一、山本浩二(元祖ヘディング男[野球 1])、野村克也(注:野村は西武在籍時。二塁への送球エラーと本盗のときの捕球ミスがそれに当たる(備考:二盗は前述のエラー、三盗はタッチセーフ(※エラーでははい)、本盗は野村の捕球ミス(野村とバッテリーを組んだ投手は森繁和[野球 2])。島田誠#プロ入り後も参照))
- ^ (※松沼博久が門田博光を敬遠するシーン(西武VS南海(西武ライオンズ球場)。1回表2アウト、ランナー二塁。0ストライク、3ボール)で緩い球をストライクゾーンに投げるシーンも映る)
- ^ (※挟殺プレーのこと)
- ^ (※ナレーションでは「年貢の取り立て役」と表現)
- ^ (※1987年6月16日に開催した中日VS阪神(ナゴヤ球場)より(打者:鈴木孝政、中堅手:北村照文))[野球 5]。打者の鈴木は2023年に受けたインタビューで(このプレーが原因で)罰金(10万円)を払ったことを語り、「何を言われても仕方ない」と振り返った[野球 5]。鈴木はこのインタピューで「赤っ恥だった」とも語っている[野球 5])
出典
- ^ a b 『声優名鑑』成美堂出版、1999年8月、544頁。ISBN 4-415-00878-X。
- ^ a b 「俳優・常田富士男さん死去 「まんが日本昔ばなし」」『熊本日日新聞』、2018年7月19日。2018年7月19日閲覧。オリジナルの2018年7月19日時点におけるアーカイブ。
- ^ “倉崎 青児 -Seiji Kurasaki-”. S&Dプロダクション. 2014年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月19日閲覧。
- ^ “有明海に生きて 特設ページ”. イワプロ. 2023年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月19日閲覧。
- ^ a b c d 『シネマ個性派ランド』キネマ旬報社、1981年、177-179頁
- ^ 「晴れのち夢=俳優・常田富士男さん 郷愁かき立てる味わい深い語り [略歴]」『熊本日日新聞』2006年1月10日 朝刊
- ^ a b “カルト歌謡カルタ【わ】常田富士男「私のビートルズ」”. 全日本歌謡センター. ジャパンミュージックネットワーク. 2023年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月19日閲覧。
- ^ “木枯し紋次郎(木枯し紋次郎(第1部)(1)、誤り…木枯らし紋次郎)”. テレビドラマデータベース. 2022年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月19日閲覧。
- ^ 「俳優、常田富士男氏が死去 まんが日本昔ばなし」『産経新聞』、2018年7月19日。2023年8月19日閲覧。オリジナルの2018年9月30日時点におけるアーカイブ。
- ^ “まえがみ太郎”. 日本アニメーション. 2023年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月29日閲覧。
- ^ “ユニコ 魔法の島へ”. メディア芸術データベース. 2017年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月6日閲覧。
- ^ “天空の城ラピュタ”. 金曜ロードシネマクラブ. 日本テレビ放送網. 2016年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月4日閲覧。
- ^ 「栗毛のおうま」と「義経の神馬」を朗読(※CDアルバム裏面より)。
- ^ “実は宇野じゃない…山本浩二が「元祖ヘディング男」”. AERA dot.. 朝日新聞出版. p. 1 (2018年3月25日). 2023年9月15日閲覧。 “(※こちらも後楽園球場での出来事。山本のヘディング事件は1981年4月19日の巨人戦、宇野のヘディング事件は1981年8月26日の巨人戦であった)”
- ^ “1979年 1イニング3盗塁(サイクルスチール)達成”. ミューゼオ. 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b 山口真司: “伝説の“宇野ヘディング”で星野仙一はなぜ激怒? 「賭け」に勝った後輩が明かす秘話”. Full-Count(フルカウント). Creative2. 2023年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
- ^ フルカウント編集部: “【畏敬の念を込めて。2013年に亡くなった戦士たち】激しさと優しさを兼ね揃えたアニマル・レスリーの生き様”. Full-Count(フルカウント). Creative2 (2013年12月7日). 2022年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月25日閲覧。
- ^ a b c 山口真司: “勝利投手の賞金を超えた罰金 前代未聞の珍プレー…闘将が激怒した“とぼとぼ走り””. FUll-Count(フルカウント). Creative2 (2023年5月9日). 2023年5月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
- 1 常田富士男とは
- 2 常田富士男の概要
- 3 ディスコグラフィ
- 4 脚注
固有名詞の分類
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