さんしょううおせんそう〔サンセウうをセンサウ〕【山椒魚戦争】
山椒魚戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 08:26 UTC 版)
『山椒魚戦争』(さんしょううおせんそう、チェコ語: Válka s mloky )は、カレル・チャペックによる小説。ジャンルとしては終末テーマのSFである。しゃべる能力を持つオオサンショウウオが家畜となり、普及し、対立し、やがて人間を追いつめるまでを描いたものである。
- ^ 指揮者のアルトゥーロ・トスカニーニ、文学者のジョージ・バーナード・ショー、哲学者のクルト・フーバー、ヘンリー・ボンド、女優のメイ・ウエストなど。
- ^ 書き出しは「人造人 米國にて」と読み取れ、栗栖継は、『R.U.R.』の最初の日本語訳である宇賀伊津緒訳『人造人間』(春秋社、1923年)を見て書き写したものではないかと推定している(同書の扉には「戯曲 人造人間」「米國にて 宇賀伊津緒譯」とある)。なお、第二次世界大戦後にチェコスロバキアで出版された版では「新中國版畫集」という文字(中国語の書籍からの引用)に差し替えられている。(栗栖継「解説」『山椒魚戦争』早川書房〈ハヤカワ文庫〉、1998年11月30日、499頁。ISBN 4-15-011252-5。)
- 1 山椒魚戦争とは
- 2 山椒魚戦争の概要
- 3 位置づけ
- 4 日本語訳
固有名詞の分類
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