屏風地図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/08 13:51 UTC 版)
政府によって主導された全国的な地図及び地理誌編纂事業は18世紀に英祖や正祖を頂点にしていったん幕を下ろした。以後、勢道政治期に国家次元では宮闕や都市を大型の屏風等に描くことが広く流行した。京畿監営図屏はその代表的な例である。その中で、京畿監営図は西大門外の京畿監営を大型の屏風に描いた京畿監営図屏の一部である。即ち、京畿監営図は全体12幅に分けられた京畿監営図屏地図全体の右側から7~9幅に該当する部分である。 京畿監営図屏を作成することになった背景は屏風の裏の引用文に著わされている。屏風に描かれた太平の時代を教えようとしたものであり、また、一般民衆の生活相を屏風に描くことによって君主に一般民衆を常に意識するようにさせようとしたのである。
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