小野マユミ(おの マユミ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 09:49 UTC 版)
「新宿スワン」の記事における「小野マユミ(おの マユミ)」の解説
「闇金編」のヒロイン的存在。偶然出会ったタツヒコに借金返済のために仕事を紹介してくれと頼んだことがきっかけ。「お姫様でいたい」と浪費を重ね、なおかつロクに仕事もせず、借金を返済するために別の金融業者からも金を借り・・・を繰り返す多重債務者。しかし、本人に至って能天気で現実味がなく、なおかつ仕事を選んでいた。風俗は嫌だと言い切ったため、裕香のツテを頼り同じ店で働くこととなったが、我儘で素直な性格が仇となりうまくいっていなかった。そんな最中、タツヒコの目の前で自殺未遂を図るも、死にきれず、再度タツヒコに身を任せることに。井出の紹介で、闇金業者の原木に相談を持ち掛ける。その際に原木がマユミの借金を代返する代わりに、勤め先のキャバクラの従業員名簿を盗めと指示される。借金苦から逃れたかったマユミはタツヒコには内緒でその案を受け、理由をつけてタツヒコに紹介されたキャバクラを転々とし続け、各店の名簿を盗み原木に流し続ける(しかし、一連の悪事のおかげで自身の借金は完済できている)。あるキャバクラで名簿盗みに失敗して、捕まるも隙をついて脱走。そして牛尾に拉致されてしまう。牛尾は原木にオーナー命令と騙し、タツヒコをおびき寄せる餌としてしばらくは原木の下で生活を送っていた。マユミもタツヒコを騙していた罪悪感から、タツヒコを遠ざけていた。事の終結後には果たせなかったタツヒコとの海デートを果たしている。
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