小林式背骨矯正法 スポーツ活法について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 08:53 UTC 版)
「小林英健」の記事における「小林式背骨矯正法 スポーツ活法について」の解説
予防医学としての柔道整復術のための技術として、小林が考案。実際の施術が3分ほどで終わり即効性があるとしており、2018年現在、1500人の柔道整復師が採用している。ぎっくり腰で来院した患者に施術をした際、動けなくなるほど悪化した経験から真に治せる技術として、宇多天皇の流れをくむ南條家に伝わる「南條式変形徒手矯正療法」(その母体は神道殺活流)と、それをベースに小林が「斎田式療法」「礒谷療法」などをアレンジしたり改良を施し開発した技術で、小林式背骨矯正法と名付けた。 南條式変形徒手矯正療法は、武術から生まれたためダイナミックで荒っぽいところがあるが、それをベースとした小林式背骨矯正法は武術の心得がなくてもできるように現代風に改良されている。それでもなお一般の整体やカイロプラクティクに比較するとダイナミックであるとされる。 小林式は背骨の歪みと股関節の歪みの双方を正確に捉えることを重視しており、スポーツ障害にも効果があることから成田緑夢ほか多くのスポーツ選手らを復帰へ導いている。 この手技による腰痛治療は、仙腸関節の矯正により腰椎の歪みを取り、正しい位置に戻す。カイロプラクティクや整体では通常、仙腸関節の状態を細分し調整方法を様々に変えるが、小林式では痛みのある側の仙腸関節を動かすことで腰痛を解消できるとしている。小林はこの手技を、正しい人体の知識と治療の経験が必要と考え、すでに開院している柔道整復師の有資格者だけにセミナーにて伝授し、また小林整骨院グループの治療院で採用している。 2016年4月「小林式背骨矯正法」の研修内容をリニューアルし「スポーツ活法」と名前を改めて、全国にてセミナーを開催。2021年よりオンラインでのセミナー開催を行うなど、幅広く展開を実施している。
※この「小林式背骨矯正法 スポーツ活法について」の解説は、「小林英健」の解説の一部です。
「小林式背骨矯正法 スポーツ活法について」を含む「小林英健」の記事については、「小林英健」の概要を参照ください。
- 小林式背骨矯正法 スポーツ活法についてのページへのリンク