専用プレーヤー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:44 UTC 版)
「デジタルオーディオプレーヤー」の記事における「専用プレーヤー」の解説
iPod、ウォークマン、SD-Audio、Gigabeatなどは前者に属し(Gigabeat Uや近年のウォークマンは後者の仕組みも併せ持つ)、著作権保護(DRM)のため転送したファイルには暗号化などの保護処理が行われる。このタイプのプレーヤーは、特定のパソコン用アプリケーション(たとえばiTunesなど)専用の周辺機器に相当する。よって、使用には必ずパソコンと専用ソフトの使用が必須である。また、DRMの関係上、通常はプレーヤーから音声ファイルを取り出せないためパソコン側の音楽ファイルはバックアップとして保管が求められる。暗号化するため転送に時間がかかりやすく、転送ソフトの負荷が大きい。 専用プレーヤーの内にも、後述の汎用プレーヤーのようにUSBストレージとして使用できる物もあるが、DRM処理されてない一般の音楽ファイルを汎用プレーヤーのように転送しても、プレーヤーが認識せず再生できない場合がある。 それゆえ、複数の種別の専用プレーヤーを利用する場合は、それぞれのプレーヤー種別毎に音楽ファイルを多重管理する必要がある。また、専用プレーヤー間で機器を乗り換えする場合、DRMの掛かったファイルを乗換え先に持ち出せない可能性が高い。
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