対面乗り換え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/02 17:54 UTC 版)
対面乗り換え(たいめんのりかえ)とは、鉄道の乗り換えの形態の一つで、島式ホームの両側に止まった列車相互で乗り換えるもの。同一ホーム乗り換え、平面乗り換えなどと呼ばれることもあるが、これらの場合必ずしも島式ホームの対面のみではなく、切欠きホームのように離れた場所に停車した列車との乗り換えを指すこともある。和製英語でホームタッチと呼ぶ時もある。
注釈
- ^ 戸塚駅は、上野東京ラインと湘南新宿ライン相互の中距離電車が定期ダイヤとして対面乗り換えできる唯一の駅。これに対して、東北本線 赤羽駅・浦和駅では、いずれも、宇都宮線・高崎線(上野東京ライン)と湘南新宿ラインの対面乗り換えはできない。総武本線 錦糸町駅の総武快速線(東京駅から横須賀線直通)と中央・総武緩行線の対面乗り換えもできない。
- ^ 戸塚駅に関しては、実際の分岐駅である横浜駅・大船駅が線路別複々線となっているため。
- ^ 正式にはとうきょうスカイツリー・押上 - 曳舟間は複々線だ
- ^ 改札内乗り換えのできる池袋寄りの駅として千川・要町があるが、線路別となっており、対面乗り換えはできない。前述した東海道本線の横浜・大船と似たような関係。
- ^ 新線新宿も、正式な駅名は「新宿駅」であり、新宿 - 笹塚間は複々線。
- ^ 名古屋鉄道の栄生駅(厳密には東枇杷島駅だが、栄生駅、列車によっては名鉄名古屋駅までの折返し乗車が認められている[3])、津島駅[4]、梅坪駅など
- ^ 一部は伊勢中川駅折返しの急行を3番線に入線させ、2・4番線で対面乗り換えを行う事例もある。
- ^ この設定に際し小倉発着の特急「にちりん」を別府発着(2019年現在大分発着)に短縮し、小倉 - 別府・大分間で減便している。
出典
- ^ “谷上駅構内案内図” (pdf). 神戸電鉄. 2021年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月6日閲覧。
- ^ “谷上駅構内ご案内図”. 神戸市交通局 (2020年7月13日). 2021年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月6日閲覧。
- ^ 徳田耕一 『名古屋鉄道 今昔不死鳥「パノラマカー」の功績』交通新聞社〈交通新聞社新書〉、2017年8月、242頁。ISBN 978-4330819174。
- ^ “津島駅詳細情報”. 名古屋鉄道. 2021年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月7日閲覧。
- ^ “2020.3.14ダイヤ改正”. 北海道旅客鉄道 (2020年1月). 2020年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月7日閲覧。
- ^ “伊勢中川駅構内図”. 近畿日本鉄道 (2021年3月1日). 2021年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月7日閲覧。
- ^ “伊勢中川駅駅掲出時刻表(2021年7月3日変更)” (pdf). 近畿日本鉄道 (2021年7月3日). 2021年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月7日閲覧。
- ^ 新幹線西九州ルート(武雄温泉-長崎間)が武雄温泉駅での対面乗換方式(リレー方式)-武雄市 (PDF)
- ^ a b 中央新幹線の整備効果拡大のための駅及び周辺の整備について (PDF, 5.1 MiB) 第16回交通政策審議会 陸上交通分科会 鉄道部会 中央新幹線小委員会 2011年(平成23年)2月28日
- ^ “御代志駅の情報”. 熊本電気鉄道. 2021年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月6日閲覧。
- ^ 黒瀬 信弘・内田 雅洋・梶田 覚「幹線鉄道の乗換改善効果に関する調査」第14回鉄道技術連合シンポジウム S6-1-3、2007年
- 1 対面乗り換えとは
- 2 対面乗り換えの概要
- 3 利点と欠点
- 4 脚注
- 対面乗り換えのページへのリンク