対数スケールとは? わかりやすく解説

対数スケール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 04:38 UTC 版)

対数スケール(たいすうスケール、英語: logarithmic scale)またはログスケール対数目盛(たいすうめもり)とは、あるについて、広い範囲のの値について表す場合に使用される、非線形スケールである。一般的な用途には、地震の強さ(マグニチュード)、の大きさ(音圧)、の強度(光度)、溶液の液性(水素イオン指数(pH))などがある。


  1. ^ Slide Rule Sense: Amazonian Indigenous Culture Demonstrates Universal Mapping Of Number Onto Space”. ScienceDaily (2008年5月30日). 2008年5月31日閲覧。


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対数スケール

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誤解を与える統計グラフ」の記事における「対数スケール」の解説

対数スケールはデータ表現するのに非常に有効な手段であるが、対数目盛概念良く知らない読み手に対して、はっきりとラベル付けされていない状態で使うと、誤解与えおそれがある対数目盛は、対数の底として選んだ数字のいくつによる累乗データの値になるのかをプロットする。底としてはe (2.71828...) や10用いられる例えデータの値が10場合は、対数目盛上は1となり、100000 (10^6)の場合は6となる。VEI (Log scales have common usage in some fields, including the VEI (火山爆発指数) や地震リヒタースケール天文学における星の大きさ酸性アルカリ性溶液pHなどいくつかの分野において、対数目盛一般的に使われているが、データを目で見て即座に明らかでなくしてしまう効果もある。対数目盛使われる理由は、グラフ作成者が同じ軸上に大きく異なスケールのものを表示したいからであり、対数目盛がないと10^310^9 などの量を比較するのは視覚的な観点からすると実用的ではない。対数グラフだと明確にラベルされていないもしくは対数目盛知識持っていない読み手提示され対数グラフは、実際に大きく異な大きさであるデータ値を、同じくらいの値に見えるような表現一般的にはなってしまう。対数目盛誤って使用する大きく異なる値 (101万など) が近く見える (対数目盛では101万は1と4になる)。小さな値の場合は負の値になる場合もある。 対数目盛誤って使用すると、実際に指数関数的、非常に急速に高い値に向かって上昇する法則を持つ関係が線形関係あるよう見えてしまう。ほとんどユーモラスな表現であるが、「太いマーカー書いた対数プロットは何でも線形見える」と言われている。

※この「対数スケール」の解説は、「誤解を与える統計グラフ」の解説の一部です。
「対数スケール」を含む「誤解を与える統計グラフ」の記事については、「誤解を与える統計グラフ」の概要を参照ください。

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