宮城地区分区問題とは? わかりやすく解説

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宮城地区(旧宮城町)分区問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 23:36 UTC 版)

青葉区 (仙台市)」の記事における「宮城地区(旧宮城町分区問題」の解説

青葉区の旧宮城町地域青葉区西部青葉山丘陵西側愛子盆地中心とする)は、青葉区面積86%を占め合併直前1987年昭和62年10月末における住民基本台帳人口は29093人だった。 1986年昭和61年3月仙台市行政区画審議会は「1行政区当たり、概ね10万人ないし20万人範囲設定するのが適当」と答申したこのため、旧宮城町地域単独区になれず、旧仙台市北西部と共に青葉区構成することになったが、一方で「旧町内人口単独市制人口要件5万人に達した分区する」という合併時の取り決め存在した。もし分区されるのであれば、区の名称は「広瀬区」が有力と言われている。 1996年平成8年)に旧町内住民基本台帳人口5万人を突破した ため、取り決めに従って市は1998年平成10年11月行政区画審議会諮問し、分区するかどうか話し合われたが、2000年平成12年)秋の審議会で「区の人口30万人超えた時点再検討すべき」として分区見送り決定した審議会からは2001年平成13年2月5日に市に答申され、市も同年3月27日分区見送った2012年平成24年8月1日推計人口で旧宮城町70,010となって7万人突破同年12月1日推計人口青葉区300,154人となり30万人突破した2014年平成26年6月10日市長記者会見において奥山恵美子仙台市長当時)は、青葉区人口増加東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の影響よるものなのか長期的な傾向なのかを見極めてから分区議論進める旨を発言したこの頃、市幹部宮城総合支所管内町内会長連絡会に、非公式ながら「旧町内人口10万人を超えた分区検討する」という新基準伝えられた。分区基準はこれで3度目変更となり、「ムービング・ゴールポスト」の状態になっている青葉区から旧宮城町地域分区する基準変遷カッコ内は基準性質基準示され時期宮城町内の人青葉区人口1987年仙台市宮城町合併05万人(公式) - 2000年度宮城町5万突破後 - 30万人(公式) 2010年代半ば 青葉区30万人突破10万人(非公式) - 2015年平成27年10月1日国勢調査によれば、旧宮城町人口72,254人(折立地区住民基本台帳人口4,774人 を含んでいない値)で、宮城県内自治体の中で名取市(7.7万人)に次ぐ6番目に相当しその他の仙台都市圏内の自治体多賀城市6.2万人)、塩竈市5.4万人)、富谷町当時)(5.2万人)、岩沼市4.5万人)、利府町3.6万人)などより多かった。旧宮城町合併時から倍加し今なお増加傾向示し青葉区発足時人口24.6万人からの純増分の多く占めている。

※この「宮城地区(旧宮城町)分区問題」の解説は、「青葉区 (仙台市)」の解説の一部です。
「宮城地区(旧宮城町)分区問題」を含む「青葉区 (仙台市)」の記事については、「青葉区 (仙台市)」の概要を参照ください。

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