女性・麻里愛の誕生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 14:21 UTC 版)
愛が本物の女性になったことは2度ある。最初は75-4で花山理香の魔法によって一時的に女になる。この時はすぐ元に戻されたが、両津はかなり慌てふためいていた。 そして111-4で、以下の出来事がきっかけで花山に頼み込んで、魔法によって再び女性の体になり、今度は戸籍まで女性に変えてもらった(花山はどさくさに紛れて愛に名刺を手渡していて、それを愛が思い出した)。その後は現在に至るまでずっと女性のままである。 183-8にて花山はマリアの女性化の際に双子の妹のマリリンの身体をコピーして行っていたことが判明した。その為マリリンは新葛飾署女子寮に入ることが出来る。 間接的な原因この時期に、磯鷲早矢が初登場し、両津の恋のライバルに浮上したこと。早矢とは111-5で直接対決をしている。 直接的な原因両津に「マリアは、お・と・こだから」と、男だから結婚できないという趣旨の発言をされたから(マリアからすれば「たったそれだけのことで……」と酷いショックを受けたため)。 なおこの時期は、前述の早矢や纏、右京といった女性キャラクターが次々登場していた時期でもある。 愛が初めて登場した頃は日本ではニューハーフに対する憧憬が強かったため、ニューハーフとして登場させたが、流行りも大分変わったので完全な女性にしたという説もある[要出典]。また、この111-4は丁度夏の時期であり、この巻の原作者コメントには「夏に水着姿を描くたび『そうか男だったんだ』と思い出していた」という書き込みがある。アニメ版の担当声優である麻生かほ里は、第115巻巻末でこの変更について不満と期待の両方を表明している。 なお女性となった時には、感性が女性的となり(嗅覚が敏感になり)、不潔な両津に嫌悪感を抱いたり、オチでは中川に惚れたりしているが、その回一度きりの描写であり、その後は両津に嫌悪感を持つという描写は無い。111-5の冒頭では、早くも両津に夜這いをかけている。また女性になったということで交際を申し込む男性警官が殺到したが「わたくしは両様のものですわ!」と跳ね除けている。ただし両津が財産目当てで纏と結婚しようとしたことが判明した時は、百年の恋も冷めてしまっていた(この時のみ)。 女性になってからは麗子とコンビを組んで活躍することが増えて行き、表紙や扉絵などでもセクシーな衣装を着て麗子とポージングを決めるイラストが多々見られた。 両津が暴走車に当て逃げされた時は烈火のごとく怒り、車を力尽くで止めてから運転手たちを叩きのめしている。当の両津は大したケガではなく、マリアの暴れっぷりの方に戸惑っていた。
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