履中天皇
皇后には黒媛(父は羽田八代宿禰又は葦田宿禰だが、よくわからない)を迎え、子には磐坂市辺押磐皇子がいる。
住吉仲皇子との争いがあったが、事績として記すべきものはない。
ただ、この頃には平群・蘇我・物部の名が出てくることに注目したい。
都は磐余稚桜宮。
磐坂市辺押磐皇子は皇太子とならず、多遅比瑞歯別尊を皇太子とした。
第17代天皇 | |
天皇名 | 履中天皇 |
読み方 | りちゅうてんのう |
名・諱等 | 大兄去来穂別尊 |
読み方 | おおえのいざほわけのみこと |
時代区分 | 古代 |
天皇在位 | 400?年から405?年 |
生年 | 生年不詳 |
没年 | 没年不詳 |
父 | 仁徳天皇 |
母 | 磐之媛命 |
兄弟 | 多遅比瑞歯別尊・雄朝津間稚子宿禰尊 |
配偶者 | 黒媛 |
皇子女 | 多遅比瑞歯別尊 |
即位宮 | 磐余稚桜宮 |
天皇陵 | 百舌鳥耳原南陵 |
所在地 | 大阪府堺市石津ヶ丘 |
履中天皇
(大兄去来穂別尊 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 04:05 UTC 版)
履中天皇(りちゅうてんのう、仁徳天皇24年? - 履中天皇6年3月15日)は、日本の第17代天皇(在位:履中天皇元年2月1日 - 同6年3月15日)。『日本書紀』での名は去来穂別天皇。仁徳天皇の嫡子。
- ^ 大久保正(翻訳)『古事記歌謡』(講談社、1981年)P174
- ^ 『日本書紀(二)』岩波書店 ISBN 9784003000427
- ^ 安本美典『倭の五王の謎』講談社現代新書637 1981年 ISBN 4061456377 24~25頁
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