大久保一翁 おおくぼ いちおう
東京生まれ。幕臣、政治家。安政元年(1854)老中阿部正弘に登用され、目付兼海防掛となる。以後、蕃書調所総裁、駿府町奉行、京都町奉行などをつとめる。安政の大獄で井伊直弼により罷免されるが、文久元年(1861)再び登用され、蕃書調所頭取、外国奉行などを経て、明治元年(1868)会計総裁、若年寄となる。江戸城の無血開城実現に寄与。のち静岡県知事、東京府知事、元老院議官等を歴任した。
キーワード | 政治家 |
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号・別称等 | 忠寛 |
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大久保一翁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/13 14:40 UTC 版)
大久保 一翁(おおくぼ いちおう) / 大久保 忠寛(おおくぼ ただひろ)は、幕末から明治時代にかけての旗本、政治家。東京府知事、元老院議官を務めた。栄典は従二位勲二等子爵。
注釈
出典
- ^ a b 新修新宿区史編集委員会 1967, p. 95.
- ^ 「大久保一翁、悴の事相談」 - 「勝海舟日記」
- ^ 『官報』第1169号、明治20年5月25日。
- ^ 千田稔『華族総覧』講談社現代新書、2009年7月、123頁。ISBN 978-4-06-288001-5。
- ^ 「式部寮より大久保戸塚叙位宣下御達」 アジア歴史資料センター Ref.C04026923400
- ^ 『官報』第678号「賞勲叙任」1885年10月2日。
- ^ 『官報』第994号「叙任及辞令」1886年10月21日。
- ^ 『官報』第1324号「叙任及辞令」1887年11月26日。
- 1 大久保一翁とは
- 2 大久保一翁の概要
- 3 人物
- 4 参考文献
大久保一翁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 16:32 UTC 版)
将軍顧問にして大阪城代。海舟と共に日本全体の腐敗を憂う幕閣として活躍する、竜馬の理解者。大久保一蔵(大久保利通)と名前が一文字違いだが血縁ではない。
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