多毛類とは? わかりやすく解説

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たもう‐るい【多毛類】

読み方:たもうるい

多毛綱環形動物総称。体は細長く頭部には触手眼点があり、胴には剛毛をもった多数いぼ足がある。多く海産天然飼料として重要。ゴカイ・ケヤリムシなど。


多毛類

英訳・(英)同義/類義語:polychaete

動物の分類で、環形動物門の綱。ゴカイなど。

多毛類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 13:36 UTC 版)

多毛類(たもうるい)とは、環形動物門多毛綱学名: Polychaeta)に属する動物の総称であるが、多系統群であることが分かっている(詳細は環形動物を参照)。ゴカイイバラカンザシなどが含まれる非常に多様性の高い分類群である。一般にはゴカイ類と呼ばれることが多い。


  1. ^ 菊池昶史、ゴカイ類の汽水適応について 動物分類学会会報 38.41 巻 (1968) p. 27-30, doi:10.19004/jsszc.38.41.0_27
  2. ^ 美坂正、佐藤正典、日本産オフェリアゴカイ科(環形動物門多毛綱)の分類と分布 : 特にEuzonus属について(日本動物分類学会第35回大会) タクサ:日本動物分類学会誌 7巻 (1999) p.15-16, doi:10.19004/taxa.7.0_15_4
  3. ^ 釣りエサから奇跡の担い手に? ゴカイがヒトの代替血液に貢献の可能性”. AFP BB NEWS. フランス通信社 (2017年8月7日). 2020年5月6日閲覧。
  4. ^ 問われる先進医療研究のあり方”. NHK. 日本放送協会 (2018年12月10日). 2020年5月6日閲覧。
  5. ^ 坂井道彦, 小西和雄「ネライストキシンの話」『化学と生物』第10巻第5号、日本農芸化学会、1972年、328-331頁、doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.10.328 
  6. ^ a b Struck, Torsten H and Paul, Christiane and Hill, Natascha and Hartmann, Stefanie and Hösel, Christoph and Kube, Michael and Lieb, Bernhard and Meyer, Achim and Tiedemann, Ralph and Purschke, Günter and others (2011). “Phylogenomic analyses unravel annelid evolution”. Nature 471 (7336): 95-98. doi:10.1038/nature09864. 
  7. ^ Polychaete in WoRMS”. 2014年2月16日閲覧。


「多毛類」の続きの解説一覧

多毛類(20世紀初期)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 05:39 UTC 版)

ハルキゲニア」の記事における「多毛類(20世紀初期)」の解説

ハルキゲニア模式種タイプ種)である Hallucigenia sparsa は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のバージェス頁岩バージェス動物群カンブリア紀ウリューアン期、約5億1,000 - 5億500万年前)で最初に発見され1911年アメリカ合衆国古生物学者チャールズ・ウォルコットCharles Walcott)によって記載された。その頃、本種は同じ生息地にある多毛類(環形動物)の一属カナディア(Canadia)の一種として Canadia sparsa と命名され、体のを両腹側疣足(parapodia、多毛類の付属肢)と解釈された。

※この「多毛類(20世紀初期)」の解説は、「ハルキゲニア」の解説の一部です。
「多毛類(20世紀初期)」を含む「ハルキゲニア」の記事については、「ハルキゲニア」の概要を参照ください。

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