増刊83話 消滅海域 / 2004年12月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:32 UTC 版)
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日本最南端の島、沖ノ鳥島。「島」という呼称に疑問符が付くほどの小さな岩礁であるものの、日本の南方の経済水域を規定する重要な根拠であり、もしもこの小島が無くなれば日本は四十万平方kmもの水域の領有権を失うことになる。中国海洋開発局局長の光家元は共産党本部に無断で沖ノ鳥島を消滅させる計画を立て、尖閣諸島で領海侵犯騒動が起きている隙に沖ノ鳥島に赴く。が、島の周囲では日本の新造深海掘削研究船「ちきゅう」号が航行していた。単なる試験航海に過ぎないと高をくくり、光は計画を実行に移そうとする。
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