基本レギュレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 09:54 UTC 版)
「サバイバルゲーム」の記事における「基本レギュレーション」の解説
被弾によって失格になることは死亡とも呼ばれる。失格となった参加者はゲームの行われているフィールドから出て、速やかにセーフティゾーンへ移動しなくてはならない。失格状態のプレイヤーはフィールド内で存在していないと扱われるため、移動する時に仲間に情報を与えたり、装備や余った弾などを譲ることはできない。 ヒット 飛んできたBB弾に被弾した場合ヒットといい、ヒットした者は直ちに相手に聞こえる声で「ヒット!」と宣言し、両手を高くあげるなどして自分が失格となったことを周囲に知らせる。 判断は自己申告であり、参加者の良心に任されているが、装備品や体の末端に当たったり、跳弾で勢いのなくなった弾に当たったりすると気づかないこともあるので、意図的でない限り、申告をしないのは「仕方が無い事」とされ、逆の立場なら許容すべきとされる。公正を期するため、フィールド会場によっては判定員が立ち、判定を行うこともある。 ヒットしたにもかかわらず、意図的に申告をしない行為を行うプレイヤーはゾンビの蔑称で呼ばれる。実態については当事者同士にしか判らない場合もあるため、代表者等の第三者による判断を勧めるレギュレーションが広く採用されている。常習的であったり事実確認が取れた場合ゲーム成立を阻害する最悪のマナー違反とされ、参加を拒否される場合もある。 フリーズコール 至近距離において、相手に気づかれず明らかに自分の優勢が保たれている場合、相手の被弾による痛みや怪我を避ける為に「フリーズ(動くな)」と声を掛け、相手にヒット宣言を要求する行為。フリーズコールを仕掛けられた者は反撃の権利を有する場合もあるが、トラブルや危険を伴うためフリーズコール自体を非推奨ないし禁止とし、至近距離からでもBB弾をヒットさせることを要求するレギュレーションも存在する。 ナイフアタック 怪我を負わせる危険の少ないゴムやプラスチック製の模造ナイフを用い、相手に気づかれずに忍び寄って攻撃することをナイフアタックという。ナイフアタックを受けたプレイヤーは被弾と同様に失格となる。武器による近距離攻撃を全面的に禁止し、素手によるタッチをアタックと認める場合もある。格闘戦形式の攻撃は、フリーズコール同様とっさの反撃で怪我を負う場合や、プレイヤー同士のトラブルの元となり易いため禁止されているケースが多い。
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