品質システム審査登録制度
購入者から商品の供給者への品質システム要求事項に関する規格が、1987年にISO(国際標準化機構)によって発行された。これが品質システム規格(IS09000シリーズ)である。供給者は自らの品質システムがこの規格に満足しているかどうかを第三者機関である品質システム審査登録機関によって審査され、合格すれば認定証が発行される。供給者はさらに定期的にこの維持審査を受けなければならない。日本においては例年に(財)日本適合性認定協会(JAB)が設立され、審査登録機関並びに審査員の認定などに携わっている。品質システムの認定は受注の前提となることもあり、受審は製造業から、今は販売、サービス、役所などにも広がりをみせている。
品質システム審査登録制度
【英】:accreditation system of quality management system
ISO9000シリーズ (JISでは Z9900~Z9904) を審査基準とする第三者機関による品質システムの審査登録制度である. 日本では1993年に開始された. 民間の審査登録機関が, 申請企業の審査および登録を行う. この審査登録機関の適格性を民間の認定機関が認定する. 日本では (財) 日本適合性認定協会 (略称 JAB) が唯一の認定機関である. この制度は, 現在50カ国以上で制度化されており,審査結果をお互いに認め合う各国認定機関同士の相互認証も進められつつある.
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