合体紋章機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/17 05:34 UTC 版)
カズヤの駆るRA-000と、RA-001からRA-006のいずれかとが合体した状態の機体を指す言葉。 合体はカズヤの駆るRA-000「ブレイブハート」と、RA-001からRA-006のいずれか1機またはホーリーブラッド改との間で行われる。これによってRA-000は合体した機体の補機の役割となり、合体状態の紋章機は元の操縦者が機体の操縦に専念し、カズヤが砲手として攻撃を担当する、と役割分担して動かされる。そのため、ゲーム「絶対領域の扉」内の戦闘パートでは、プレイヤーは戦場の指揮(シミュレーション)か砲門の操作(簡易シューティング)、あるいはその両方をプレイすることができる。 また、紋章機には操縦者の「テンション」によって性能が上下するという特徴があるため、合体紋章機の性能は、カズヤへの操縦者の感情(信頼感や恋愛感情)によって、さらに極端に上下することになる(特に「絶対領域の扉」の第9章の前半戦と後半戦ではこれが顕著に現れる※ナノナノヒロイン時を除く)。 「絶対領域の扉」「無限回廊の鍵」での戦闘においては、RA-000単独での出撃はなく、必ずいずれかの機体と合体した状態での出撃となる(ただし、「絶対領域の扉」でナノナノがヒロインの場合、1回だけ分離した状態で戦闘を行うムービーがある)。また、合体状態で、エンジェルが搭乗していれば、ブレイブハートが全主導権(操縦・攻撃等全システム)を握ることも可能である。ホーリーブラッド改の場合はブレイブハートの追加武装として働くが、ホーリーブラッド改にも操縦席があり、他の合体紋章機同様の運用も可能である(しかし、ストーリー上、作品中でその運用はされなかった)。 合体状態でブレイブハートのコックピットに誰もいないと、ブースターどころか、かえってお荷物になり、最悪の場合、クロノストリングエンジンが停止してしまう(ただし、『永劫回帰の刻』でロゼルが合体状態のホーリーブラッド改のブレイブハートのコックピットにヒロインを乗せ、ルクシオールに連れ帰るシーンがある。その時のヒロインは気絶していて、ホーリーブラッド改が正常に動いていることから、(カズヤでなくとも、気絶していても)誰か乗ってさえいればいいのか、ホーリーブラッド改だからなのか、システムの設定さえすればいいのかは不明である)。
※この「合体紋章機」の解説は、「紋章機」の解説の一部です。
「合体紋章機」を含む「紋章機」の記事については、「紋章機」の概要を参照ください。
- 合体紋章機のページへのリンク