原爆症と認定される範囲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 09:42 UTC 版)
悪性腫瘍(固形がんなど)、白血病、副甲状腺機能亢進症の場合 被爆地点が爆心地より約3.5km内である者 原爆投下より約100時間以内に爆心地から約2km以内に入市した者。 原爆投下より約100時間経過後から、原爆投下より約2週間以内の期間に、爆心地から約2km以内の地点に1週間程度以上滞在した者。 心筋梗塞、甲状腺機能低下症、慢性肝炎・肝硬変の場合 被爆地点が爆心地より約2.0km以内である者 原爆投下より翌日までに爆心地から約1.0km以内に入市した者 放射線白内障(加齢性白内障を除く)の場合、 被爆地点が爆心地より約1.5km以内である者 なおこれらの場合、認定の判断に当たっては、格段に反対すべき事由がない限り積極的に認定を行うため、申請者から可能な限り客観的な資料を求めることとするが、客観的な資料が無い場合にも、申請書の記載内容の整合性やこれまでの認定例を参考にしつつ判断される。
※この「原爆症と認定される範囲」の解説は、「原爆症」の解説の一部です。
「原爆症と認定される範囲」を含む「原爆症」の記事については、「原爆症」の概要を参照ください。
- 原爆症と認定される範囲のページへのリンク