南極氷床とは? わかりやすく解説

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なんきょく‐ひょうしょう〔‐ヒヨウシヤウ〕【南極氷床】

読み方:なんきょくひょうしょう

南極大陸大部分を覆う氷床面積1400万平キロメートル平均厚さ1900メートル程度地球上でもっとも大き氷塊で、淡水の6割を占める。南極横断山地により、大きく東南極氷床西南極氷床分かれる


南極氷床

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 03:04 UTC 版)

南極氷床(なんきょくひょうしょう、英語: Antarctic ice sheet) は、地球上に2つあるpolar ice packsの内の一つ。南極大陸の98%を覆う氷床で、地球で一番大きい一個のの塊である。面積はおよそ1400万km2体積は3000万km3、地球上にある淡水の内およそ61%を占める。東南極では氷床は大きな陸塊に乗っているが、西南極では乗っている岩盤は海面下2500mよりも深い所にある。


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南極氷床

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 14:20 UTC 版)

氷床」の記事における「南極氷床」の解説

南極氷床は、地上で最も大きな氷塊であり、面積1400万平キロメートル体積3000万立方キロメートルである。地球表層90 %ほどの淡水がこの氷床固定されており、万が一融解すれば海水準は61.1メートル上昇するだろうと言われている。東南極氷床陸塊の上発達しているが、西南極氷床では底部2500メートル海面下であり、氷床が無いものと仮定すれば西南極海面下となる。これは氷の重み地殻沈んだものと言われている(スカンディナヴィアではかつてあった氷床最終氷期終焉期を境に消滅したため、その後は現在に至るも沈降した分だけ隆起し続けている)。

※この「南極氷床」の解説は、「氷床」の解説の一部です。
「南極氷床」を含む「氷床」の記事については、「氷床」の概要を参照ください。

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