北楯大堰
| 疏水の概要 | |||||||||
■疏水の所在 山形県庄内地方の中央に位置する最上川左岸地域 4,450ha ■所在地域の概要 国内でも有数の穀倉地帯である庄内地方は、庄内米の産地として有名です。また、秀峰鳥海山や月山を擁し、有史以来の稲作の歴史に育まれた4万haを超える美田と調和して、優れた農村景観を創出しています。 ■疏水の概要・特徴 北楯大堰の位置する最上川左岸地域は、平坦な地形でありながら水利の便がありませんでした。この地域を開発するため、慶長17年(1612年)、狩川城主北館大学助利長(きただてだいがくのすけとしなが)の指揮の下、北楯大堰が開削されました。大堰の完成により、農業用水の安定確保が可能となり、新田開発と新村の開創が一気に進みました。以来現在に至るまで、北楯大堰は最上川左岸地域の農業生産と農村生活の安定に寄与しています。 | ||||||||||
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北楯大堰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 17:08 UTC 版)
北楯大堰(きただておおぜき)は、山形県庄内地方の一級河川・最上川下流部の左岸地域[1]に開削された疎水(用水路)である。
- ^ doi:10.11408/jjsidre1965.50.7_635 加藤三郎「北楯大堰開削の先覚者, 北館大学利長」『農業土木学会誌』1982年
- ^ 北館大学利長 - 庄内町観光協会
- ^ a b “世界かんがい施設遺産 庄内町 北楯大堰を登録”. 荘内日報. (2018年8月16日) 2018年8月25日閲覧。
- ^ “北楯大堰周辺マップ” (PDF). 山形県. 2018年3月3日閲覧。
- ^ 疏水百選・北楯大堰(山形県) - 農林水産省
- ^ 北舘神社 - 庄内町観光協会
- ^ “世界かんがい施設遺産に庄内町の北楯大堰 県内で初”. 山形新聞. (2018年8月14日) 2018年8月25日閲覧。
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