化粧用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 07:11 UTC 版)
パンダ目(ぱんだめ)とは、化粧に関するスラングの一つ。 マスカラやアイライナーなどのアイメイクを施した後、汗や涙などの水分、皮脂によってそれらの化粧品がにじみ、目の周り(主に下まぶた)に付着してしまうこと。これらの化粧品は黒、もしくは黒っぽい色であることが多いため、目の周りが黒い毛で囲まれているパンダに例えてこう呼ばれる。 アイメイク化粧品のうち、落ちにくさを重視したもののキャッチコピーなどにはしばしば「パンダ目になりにくい」という言葉が使われている。 水分に溶けにくい、という意味で「ウォータープルーフ」の言葉も良く使われる。しかしウォータープルーフを重視した製品は油溶性の基材を用いているため、皮脂の多い体質の人が使った場合かえってにじみやすくなることがある。 近年ではかなり性能の良い製品も多数売られているが、落ちにくい製品はすなわちクレンジングでも落としにくいものであり、落とし残しが発生しやすい。また無理なクレンジングで肌や睫毛を傷めることもあるため、いちがいに落ちにくければ良いというわけではない。体質や用途に応じた製品を選ぶことが重要である。
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