創始の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/15 03:47 UTC 版)
Watsuは、1980年代にアメリカ人のハロルド・ダールがカリフォルニア州北部のハービン・ホット・スプリングスという温泉保養所で、日本で学んだ経絡指圧(海外ではZen Shiatsuと呼ばれる)を温泉プールの中で施術したことから始まった。クライアントの呼吸のリズムに同調しながら施術し、瞑想のような深いリラクゼーション状態に導くことを主眼とし、その特異な経験によって肉体的にも感情的にも大きなセラピー効果があるとして広まった。開発当初にはマッサージセラピストの間に普及し、アクアティック・ボディワークといわれるジャンルの先駆けとなった。80年代後半から90年代には、理学療法士らが整形外科や神経内科の分野で様々な症例に対してWatsuを施術するようになった。今では世界各地で広くリハビリテーションの水中療法として普及し、リラクゼーションを目的としたスパセラピーの分野でも高い人気を得ている。
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