ぜんぽうこうえん‐ふん〔ゼンパウコウヱン‐〕【前方後円墳】
前方後円墳 (ぜんぽうこうえんふん)
ぜんぽうこうえんふん 【前方後円墳】
前方後円墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 13:53 UTC 版)
前方後円墳 (ぜんぽうこうえんふん)は、古墳の形式の1つ。円形の主丘に方形の突出部が接続する形式で、双丘の鍵穴形をなす[1]。
- 1 前方後円墳とは
- 2 前方後円墳の概要
前方後円墳(2号墳)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 04:30 UTC 版)
2号墳は、稲荷古墳群の主墳であると考えられ、全長32.5 mの前方後円墳である。尾根線に沿って、前方部が南西を向いている。前方部の先端幅は20.5 m、高さは2.15 mで、後円部の直径は20.5 m、高さは2.25 mである。古墳からは円筒埴輪36本、形象埴輪、土師器、須恵器が出土しており、これらの特徴から2号墳の築造時期は6世紀後半と推定される。埋葬施設は横穴式石室であると思われるが、遺跡保護のため発掘調査は行われていない。 発掘で見つかった36本の円筒埴輪のうち、起立または横倒し状態で発掘されたものは17本、朝顔形埴輪が10本であった。このことから、円筒埴輪の列は3 - 4本に1本の割合で朝顔形埴輪を並べていたと推定されたが、トレンチ調査のため、断定はできない。形象埴輪は原形を完全に留めていたものは1つもなく、盾、靭、鞘、家、人物、馬をかたどった見られる破片が発見された。 墳丘の残存状況は良好である。
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