円測とは? わかりやすく解説

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えんじき 【円測】

朝鮮新羅出身一説新羅王の孫)の法相宗僧。幼時出家し中国唐に入り法常・僧弁から唯識学び、玄から法相を学ぶ。同門窺基らと学説異にし、『成唯識論疏』を著し窺基の『成唯識論述記』に反駁した。新羅神文王帰国促した則天武后が彼を仏のごとくに崇め帰さなかったという。著は他に『般若波羅蜜多心経賛』など多数。(六一三~九六

円測

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 06:11 UTC 版)

円測(えんじき、圓測、613年 - 696年)は、新羅出身の法相宗学僧。新羅王の孫とも伝えられる。に入り法常・僧弁に唯識を学び、645年玄奘帰唐後はその門下として経典の翻訳・注釈に従事し、長安西明寺に住した。そのため西明円測と称され、彼の門下は西明寺派と呼ばれた。


  1. ^ a b 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:宋高僧傳/04 1.5 唐京師西明寺圓測傳〈(薄塵靈辯)〉


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