内雪岳・南雪岳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 04:03 UTC 版)
内陸の麟蹄郡側は内雪岳と呼ばれ、2つの公園入口がある。百潭寺地域入口ゲートから7.5km続く渓谷は夏や紅葉の時期には美しく、奥には百潭寺(ペクダムサ)という新羅時代(7世紀半ば)創建の古い寺がある。百潭寺からさらに奥へ行くと、大青峰に至るまでに百の渕があることから百潭寺と名づけられた。 将帥台地域入口近くには、朝鮮戦争の激戦地であったこの周辺で死亡した将兵の冥福を祈るために建てられた楼閣の将帥台(ジャンスデ)があり、さらに奥の登山道を行くと朝鮮半島三大瀑布の一つ・落差88mの大乗瀑布がある。 南雪岳は、太白山脈を超える峠である寒渓嶺(ハンゲリョン)の南側の地区で襄陽郡に属し、五色地域入口がある。この地域は五色(オセク)薬水という名水があり、成国寺という寺院の跡地と新羅時代の三層石塔が残るほか、奥には鋳銭谷(チュジョンゴル)という大きな渓谷がある。
※この「内雪岳・南雪岳」の解説は、「雪岳山」の解説の一部です。
「内雪岳・南雪岳」を含む「雪岳山」の記事については、「雪岳山」の概要を参照ください。
- 内雪岳・南雪岳のページへのリンク