兜塚古墳 (仙台市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:37 UTC 版)
兜塚古墳(かぶとづかこふん)は、現在の宮城県仙台市太白区、宮城県仙台南高等学校の校地にある古墳である。帆立貝式の前方後円墳で、築造は5世紀後半と推定されている。全長約75メートルで、葺石と埴輪を伴い、同時期の仙台平野の古墳の中では大きなものであった。
- ^ 『仙台市史』特別編(考古資料)「大野田古墳群」260頁。
- ^ 仙台市道太白385号・兜塚線(最小幅員7.80m、最大幅員12.00m、延長483.2m)
- ^ a b 『仙台市史』特別編(考古資料)「兜塚古墳」256頁。
- ^ 清水東四郎『宮城県通史』5頁。
- ^ 琴田鶽太郎・東洋造画館の大正元年(1912年)「最新版仙台市全図」(『100年前の仙台を歩く 仙台地図散歩』今野印刷所、2009年に復刻版収録)に甲塚又小人塚とあり、カブト、コビトとルビを振る。盛文館・木村文助の昭和11年(1926年)改正版「最新刊地番入仙台市地図中央部」と昭和18年(1933年)「仙台市中央部地図」(塔文社レトロマップシリーズ2『昭和11年、18年、27年の仙台と現在の仙台』に復刻版収録)は兜塚とする。
- ^ 清水東四郎『宮城県通史』5頁は「丸塚」、つまり円墳とする。
- ^ 当時の名取郡茂ヶ崎村、現在の仙台市太白区にあった。後に宮城県農業高等学校となり、名取市に移転。
- 1 兜塚古墳 (仙台市)とは
- 2 兜塚古墳 (仙台市)の概要
- 3 参考文献
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