光学式オルガンとは? わかりやすく解説

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光学式オルガン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 17:00 UTC 版)

電子オルガン」の記事における「光学式オルガン」の解説

1924年旧ソ連画家ウラジミール・ロッシーネ (Vladimir Rossiné) は自ら開発した「Optophonic Piano」を個展イベント実演した。これはパターン書いたガラス円盤光を当てて発振音を得る方式最初楽器であり、以降、この 「パターン印刷/走査方式踏襲した電子楽器開発進んでいった。 1935年ドイツ楽器メーカーM. ヴェルテ&ゼーネ(ドイツ語版)のエトヴィン・ヴェルテ (Edwin Welte) は、「リヒトゥ・トーン・オーゲル(ドイツ語版)」というサンプリング方式の光学式オルガンを開発した。この製品は、前年登場し好調な売れ行き示したアメリカ製ハモンドオルガン対しドイツライバル機としてドイツ国内期待集めたが、結局、現在一台残っていない。 1936年アメリカの A.レスティ (A. Lesti) と F.サミス (F. Sammis) は「シンギング・キーボード」(Singing Keyboard) を開発した。この楽器35 mmフィルムに音を記録電子回路速度制御音程奏でる事ができ、現在のサンプラー祖先にあたる。 これ以降も同方式開発続いたが、この方式で成功した製品知られていない同時期には、他の方式並行して開発進められ、その中の幾つか商業的成功収めた

※この「光学式オルガン」の解説は、「電子オルガン」の解説の一部です。
「光学式オルガン」を含む「電子オルガン」の記事については、「電子オルガン」の概要を参照ください。

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