修理方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 04:52 UTC 版)
自動車の場合は、交換用のタイヤホイールと交換した上で自動車販売店や自動車整備工場店へ持ち込み、修理を依頼する。自転車や小型の単車の場合、修理キットが販売されており、自力で修理することも十分可能である。自転車のパンクについては自転車用タイヤを参照。 チューブレスタイヤの場合、プラグと呼ばれる専用のゴム片を千枚通しのような器具で開いた穴にねじ込む簡易修理法が普及している。ただしプラグによる修理は釘などによるごく小さな破損に限られる。接地面の穴には有効だがサイドウォールの穴は修理不可能でタイヤそのものの交換が必要になる。 チューブ入りタイヤの場合、ホイールからタイヤを外しチューブを修理する必要がある。チューブの穴開き部分を特定し、シート状のパッチが密着しやすいように紙やすりで擦ってラバーセメントを塗布しパッチを貼り付ける。チューブレスタイヤの場合、タイヤの外側からも修理可能であるが、チューブ入りタイヤと同様の修理をすることが望ましい。 日本自動車連盟(JAF)のロードサービスはスペアタイヤとの交換はしてくれるが、タイヤ自体の修理はしてくれない。なお、2006年(平成18年)7月から、会員の希望によりパンク修理剤を使った簡易修理も行われるようになった。 エアゾールタイプの瞬間パンク修理剤も市販されており、緊急用としては有効。ただし、軽微なものにしか対応できない。
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