佐藤太治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 17:38 UTC 版)
22歳で一軒のガソリンスタンドを買い取り独立。徹底した現金安売り商法で「石油の安売り王」として脚光を浴びる。国道16号沿線に多数の店舗を展開し、税率の低いBTX類を主成分とする代替ガソリンであるフェルの韓国から輸入販売も開始したものの、神奈川県石油商業組合が公正取引委員会にJIS規格外の商品をガソリンと表示するのは不当表示に当たるとして提訴、またガソリンと同率の税率がかけられるように法改正が行われ挫折。ガソリンの絶対量を確保する必要に迫られた佐藤は1984年12月、30歳にして、シンガポールから石油の自主輸入を行おうとするが、日本石油社長が会長を務めていた石油連盟の圧力もあり、結局は通商産業省につぶされる。この当時の経緯は、業界紙や経済紙にて連日のように掲載されていた。また佐藤は当時の自分自身を「昭和の紀伊国屋文左衛門」と称した。その後、カリフォルニア米の自主輸入も行い、1994年2月−3月にかけて「男はここで勝負 型破り処世術」が夕刊デイリースポーツ紙上にて連載された。 倒産後はシェアハウス「かぼちゃの馬車」などを運営するスマートデイズを創業した。 2021年5月、Youtubeチャンネル「佐藤太治 金儲け学園」を開設している。
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