他プロジェクトとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 02:50 UTC 版)
「J-STAGE」の記事における「他プロジェクトとの関係」の解説
文部科学省が推進している学術情報の電子化プロジェクトは、科学技術振興機構の推進しているJ-STAGE、同科学技術振興機構の推進しているJournal@rchive、そして国立情報学研究所が運営しているCiNii、の三つが大きな柱となっていた。このうちJournal@rchiveのサービスは2012年5月1日にJ-STAGEに統合され、2012年9月現在、J-STAGEとCiNiiの二つが、日本語圏における学術文献の電子化プロジェクトの中心となっている。 それぞれのプロジェクトの住み分けはそれほどはっきりしたものではないが、おおよそ以下のような形となっていた。 J-STAGE - 電子ジャーナルの出版支援。主な対象は医理工系の査読つき学術雑誌。 Journal@rchive - 過去出版された紙製学術雑誌の電子化と公開支援。主な対象は医理工系の査読つき学術雑誌。2012年5月1日にJ-STAGEにサービスが統合されて消滅。 CiNii - 医理工系および人文・社会科学系の学術雑誌と大学紀要の電子化と公開支援。 たまにCiNiiとJ-STAGEの両方で同じ文献が重複してPDF化されていることがある。こうした場合に、CiNiiのファイルは画像データで文字検索ができないが、J-STAGEのファイルはテキスト化されていて文字検索できるといった違いが生じる場合がある。
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