主著『本朝男色考 男色文献書志』(原書房、2002年) ISBN 4-562-03489-0
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『本朝男色考』は1930年(昭和5年)から翌年にかけて『犯罪科学』に連載されたもので、1973年に岩田の遺族によって私家版が出版されている。英語・仏語にも翻訳出版され、南方熊楠も絶賛した。『男色文献書志』は岩田が収集した古今東西の膨大な男色文献の中から1200点ほどをリストアップしたもので、戦前、出版が試みられたが実現しなかった。戦後、古典文庫の吉田幸一が江戸川乱歩から委嘱を受け、1956年(昭和31年)10月、「近世文藝資料」の1冊として刊行。また『本朝男色考』と同じく、1973年に岩田の遺族によって私家版が発行されている。2冊を合わせた形で刊行されたのが本書である。
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