中央委員会総会とは? わかりやすく解説

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中央委員会総会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 04:57 UTC 版)

日本共産党中央委員会」の記事における「中央委員会総会」の解説

通称「中総」。中央委員会総会は中央委員会の最高決議機関であり、文字通りすべての中央委員と准中央委員出席する。ただし、准委員評議をもつが、決議もたない1年に2回以上開くことが定められているほか、中央委員3分の1上の要求があったときも開かなければならない第23条)。第24回大会期である2006年1月から2010年1月4年間では、計11開催された。回数党大会のたびに最初から数え直すのが慣例であり、「○中総」(○は回数)と略する場合もある。「中央委員会」が決めるものと規約定められ事項は、中央委員会総会を通じて最終決定なされる近年Ustream、およびYouTubeの「日本共産党Movieチャンネル」にて、そのもようが一般に配信されている。 中央委員会総会が決定する人事事項次のとおり。 中央委員会幹部会委員幹部会委員長幹部会副委員長若干名書記局長を「選出」する。また、中央委員会議長選出することができる。幹部会委員長幹部会副委員長書記局長党内含めて一般に党三役」(議長含めると党四役)として扱われている。 訴願委員会規律委員会監査委員会委員を「任命」する。 名誉役員をおくことができ、その場合は中央委員会党大会報告し承認をうける。名誉役員中央委員20年以上務めた人から選出されるかつては名誉議長・名誉幹部会委員中央委員会顧問3種があったが、2000年の日本共産党第22回大会での規約改正で現在は一本化されている。 党大会が新委員選出をすると、ただちにその党大会における第1回総会(1中総)が開催される。1中総はまず、前大会期の常任幹部会提案もとづいて中央委員会議長任意)、幹部会委員長幹部会副委員長若干名)および書記局長選出する次にこれら新3役(議長がいる場合は4役)の提案もとづいて中央委員会幹部会委員選出し、ここでいったん1中総は休会する入れ替わり新幹部会が会議入り常任幹部会委員選出し中央機関紙編集委員会と書局員書記局長除く)を任命する。これを終えると1中総を再開してその人事を報告し最後に総会訴願規律監査の3委員会委員幹部会提案もとづいて任命するこの間党大会暫時休憩入り再開後に三役幹部会委員紹介が行われる。 なお、幹部会委員長副委員長書記局長常任幹部会委員になるという明文規定はないが、幹部会委員長副委員長書記局長常任幹部会委員でなかった例はない。 中央委員会議長については、1970年の日本共産党第11回大会から野坂議長幹部会委員ではなく事実上名誉職であったが、1982年の日本共産党第16回大会から宮本議長常任幹部会委員でもある事実上序列1位となり、名誉職ではなくなった。 2020年1月第28回大会)にひらかれた第1回総会幹部会委員長志位和夫書記局長小池晃幹部会筆頭副委員長山下芳生幹部会副委員長市田忠義緒方靖夫倉林明子田村智子浜野忠夫の5名を選出し議長は選ばなかった。

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中央委員会総会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 15:09 UTC 版)

反党グループ事件」の記事における「中央委員会総会」の解説

党中央委員会総会においてマレンコフモロトフカガノーヴィチ等は、従来フルシチョフ内外政策批判した。しかし、すでにフルシチョフの息がかかっていた中央委員大多数フルシチョフ支持し逆に反対派行為厳しく批判した。この結果反対派自己批判をする破目になり、まとめて反党グループ」とされ、党役職解任された。

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