下総結城氏とは? わかりやすく解説

結城氏

(下総結城氏 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 06:37 UTC 版)

結城氏(ゆうきし)は、日本氏族平安時代末期から戦国時代にかけて、主に下総で活動した大身通字として「」(とも)や「」(ひろ)が名前に用いられている。


  1. ^ 下総結城氏
  2. ^ 徳川家康の次男。当初は豊臣秀吉の養子だったが、後に晴朝の養子となる。一時期、晴朝より結城氏の通字「朝」の字を与えられ「秀朝」を称していた。
  3. ^ 宇都宮広綱の次男。
  4. ^ 松平改姓後、結城氏の祭祀継承は子孫の結城松平家が継承。
  5. ^ 真壁重幹(房幹の弟)の次男。

注釈

  1. ^ 茨城県結城市
  2. ^ 栃木県小山市
  3. ^ 4代目時広は12歳前後(広綱の没年に諸説あり)、5代目貞広は2歳、6代目朝祐は1歳、7代目直朝は12歳、8代目直光(直朝の弟)は16歳で家督を継承している。
  4. ^ 両結城・小山氏は家紋が同一のため、同士討ちを避けるためという。
  5. ^ 福島県白河市
  6. ^ 結城氏に関する論文集である『シリーズ・中世関東武士の研究 第八巻下総結城氏』(荒川善夫 編著、戒光祥出版、2012年)ISBN 978-4-86403-069-4 の巻末系譜(作成者:荒川)では、こうした研究を反映させる形で結城成朝以後を「12代成朝・13代基景・14代氏広・15代政朝・16代政直・17代政勝・18代晴朝・19代朝勝・20代秀康」と記述している。

出典

  1. ^ 『吾妻鏡』正治元年10月27日条。
  2. ^ 松本 2010, 第2章 寒河尼.
  3. ^ 白河集古苑所蔵『白河結城家文書』「正月十八日後醍醐天皇綸旨案」(なお、同文書中に「元弘三年」の注記が挿入されているが、実際には天皇の京都復帰後の「元弘四年(建武元年)」が正しいとされている)
  4. ^ 髙橋 2010, pp. 20–23.
  5. ^ 史料編纂所 1903, pp. 913–915.
  6. ^ 『茂木文書』「建武三年十二月日茂木知貞軍忠状」(『大日本史料』第六編三所収[5]
  7. ^ 髙橋 2010, pp. 23–24.
  8. ^ 荒川 2012, p. 15.
  9. ^ 荒川 2012, p. 16.
  10. ^ a b 荒川 2012, p. 25.
  11. ^ 髙橋 2010, pp. 119–140.
  12. ^ 伊從保美 (2005年). “前橋藩・川越藩(松平氏)と厚木市域”. 厚木の大名. 2008年12月14日閲覧。『文化武鑑』の画像があり、川越藩主松平家の家紋として巴紋と桐紋が描かれている。
  13. ^ 髙橋 2010, pp. 72–77.



下総結城氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/12 18:27 UTC 版)

竹林の戦い」の記事における「下総結城氏」の解説

同時期、下総国結城氏では、父・結城氏広早世し、結城政朝はわずか3歳家督継承した。しかし、実権重臣多賀谷和泉守握られており、多賀谷氏専横がしばらく続いていた。元服後、政朝は多賀谷基泰の力を借りて多賀谷和泉守誅殺している。その後下野国宇都宮成綱の姉である玉隣慶珎大姉を妻として迎える。これによって成綱と政朝は義理の兄弟となり、同盟関係築いた。この同盟宇都宮成綱没するまでの間、大い機能し宇都宮結城良好な関係はしばらく続いた

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