上海アリス幻樂団と黄昏フロンティアの共作
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「東方Project」の記事における「上海アリス幻樂団と黄昏フロンティアの共作」の解説
『東方Project』には、上海アリス幻樂団と同人サークル「黄昏フロンティア」で共同開発された作品がある。2019年時点で存在する7作品は対戦型格闘ゲームであるが、当該作品では7作品のうち6作品のゲームジャンルを「弾幕アクション」、1作品を「横画面弾幕水アクション」と称している。元々は、黄昏フロンティアが『紅魔郷』および『妖々夢』に基づいた二次創作格闘ゲームの開発許可を求めたものが、ZUNの提案により公式のストーリーとナンバリングを持って共同制作された『萃夢想』として発表された事に端を発する。 東方萃夢想 〜 Immaterial and Missing Power.(2004年12月 C67発表) 第7.5弾、弾幕アクション第1弾。「とうほう すいむそう」。東方Projectの登場人物を起用した対戦型格闘ゲームで、ゲーム制作は「黄昏フロンティア」が担当。ZUNは監修およびテキスト部分や一部の楽曲などを担当している。 なお、「第7.5弾」だが、制作発表および完成版の販売は「第8弾」の『永夜抄』よりも遅い。 東方緋想天 〜 Scarlet Weather Rhapsody.(2008年5月 第5回博麗神社例大祭発表) 第10.5弾、弾幕アクション第2弾。「とうほう ひそうてん」。引き続き、ゲーム制作は「黄昏フロンティア」が担当し、監修およびテキスト部分や一部の楽曲などはZUNが担当している。 東方非想天則 〜 超弩級ギニョルの謎を追え(2009年8月 C76発表) 第12.3弾、弾幕アクション第3弾。「とうほう ひそうてんそく」。引き続き、ゲーム制作は「黄昏フロンティア」が担当し、監修およびテキスト部分や一部の楽曲などはZUNが担当している。『緋想天』のシステムがベースで、『緋想天』の追加ディスクとしても使用可能である。 東方心綺楼 〜 Hopeless Masquerade.(2013年5月 第10回博麗神社例大祭発表) 第13.5弾、弾幕アクション第4弾。「とうほう しんきろう」。引き続き、ゲーム制作は「黄昏フロンティア」が担当。 東方深秘録 〜 Urban Legend in Limbo.(2015年5月 第12回博麗神社例大祭発表) 第14.5弾、弾幕アクション第5弾。「とうほう しんぴろく」。引き続き、ゲーム制作は「黄昏フロンティア」が担当。グラフィックは『鈴奈庵』作画の春河もえが務める。後にPlayStation 4に移植された。 東方憑依華 〜 Antinomy of Common Flowers.(2017年12月 C93発表) 第15.5弾、弾幕アクション第6弾。「とうほう ひょういばな」。引き続き、ゲーム制作は「黄昏フロンティア」が担当。2016年12月11日の生放送「東方深秘録発売記念“Play,Doujin!”大忘年会」にて制作中である旨が発表された。 なお、「第15.5弾」だが、完成版の販売は「第16弾」の『天空璋』よりも遅い。 東方剛欲異聞 〜 水没した沈愁地獄(2021年10月 第8回博麗神社秋季例大祭発表) 第17.5弾、2Dアクションゲーム。「とうほう ごうよくいぶん」。引き続き、ゲーム制作は「黄昏フロンティア」が担当。グラフィックは「儚月抄」小説版のTOKIAMEが務める。 なお、「第17.5弾」だが、完成版の販売は「第18弾」の『虹龍洞』よりも遅い。
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