ヴィエニャフスキ
ヴァイオリン奏者ヘンリク・ヴィエニャフスキの弟。ピアノ奏者であった母のもと、音楽的な環境で育ったと思われる。兄ヘンリクは幼い頃から非凡な才能を示し、8歳でパリ音楽院に入学、ヴァイオリニストとして成功し、ヴュータンの流れを受け継いだ技巧的で華やかな作品を数多く残している。一方弟ジョセフはそこまで成功せず、残されているのもピアノ協奏曲1曲のみである。ピアニスト、教育者としてロシア、ポーランド、ベルギー等で活動した。
写真は、兄ヘンリクと並んでピアノに座るジョセフ。(菊池 朋子)
ポーランドの名ヴァイオリニスト、ヘンリーク・ヴィエニフスキ(1835-1880)の弟。10歳でパリ音楽院のに入学。ツィメルマンとマルモンテルにピアノを師事。二年後には早くも一等賞を得て、兄の伴奏者としてのキャリアをスタートさせる。ヘンリークの作品ほとんどのピアノ・パートはジョセフが書いたものと言われ、奔旅」な兄とは対照的に堅実は性格がその書法から伺える。
ヴィエニャフスキ
ヴィエニャフスキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/02 16:32 UTC 版)
ヴィエニャフスキ (Wieniawski) は、ポーランド系の姓。
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