ヤブツバキとは? わかりやすく解説

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やぶ‐つばき【××椿】

読み方:やぶつばき

野生ツバキ海岸山地自生し、春、赤い5花が咲く本州以南分布。これをもとに園芸品種多く作られた。やまつばき。《 春》


藪椿

読み方:ヤブツバキ(yabutsubaki)

ヤマツバキ別称
野生椿


藪椿

読み方:ヤブツバキ(yabutsubaki)

ツバキ科常緑高木園芸植物

学名 Camellia japonica


藪椿

読み方:ヤブツバキ(yabutsubaki)

椿一種

季節

分類 植物


ツバキ

(ヤブツバキ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 00:42 UTC 版)

ツバキ(椿[10]、海柘榴)[注 1]またはヤブツバキ[2](藪椿[11]学名: Camellia japonica)は、ツバキ科ツバキ属常緑樹照葉樹林の代表的な樹木。花が観賞されて庭などに植えられるほか、薬用や食用にもなる。


注釈

  1. ^ 日本において広く見られる野生の「ツバキ」はヤブツバキであり、植物学上はこの名で呼ばれる。ただし、標準和名としてツバキの名を採用した例もある(北村・村田(1979))。

出典

  1. ^ Wheeler, L., Su, M. & Rivers, M.C. (2015). Camellia japonica. The IUCN Red List of Threatened Species 2015: e.T62054114A62054131. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2015-4.RLTS.T62054114A62054131.en. Downloaded on 22 October 2018.
  2. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Camellia japonica L. ヤブツバキ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Camellia japonica L. var. hortensis (Makino) Makino ヤブツバキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Camellia japonica L. subsp. hozanensis (Hayata) Kitam. ヤブツバキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
  5. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Camellia japonica L. f. parviflora Makino ヤブツバキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
  6. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Camellia japonica L. f. lancifolia H.Hara ヤブツバキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
  7. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Camellia japonica L. f. grosseserrata Uyeki ヤブツバキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
  8. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Camellia hozanensis (Hayata) Hayata ヤブツバキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
  9. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Camellia japonica L. var. hozanensis (Hayata) Yamam. ヤブツバキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i j 田中潔 2011, p. 35.
  11. ^ a b c d e f g h 高橋秀男監修 2003, p. 94.
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 田中孝治 1995, p. 161.
  13. ^ a b c d e f g h 金田初代 2010, p. 136.
  14. ^ a b c d e f g h 西田尚道監修 学習研究社編 2000, p. 18.
  15. ^ 沖森卓也ほか『図解 日本の文字』三省堂、2011年、52頁
  16. ^ a b c d 貝津好孝 1995, p. 199.
  17. ^ a b c d 辻井達一 1995, p. 251.
  18. ^ a b c d e f g h 正木覚 2012, p. 77.
  19. ^ a b c d e f g h i 川原勝征 2015, p. 57.
  20. ^ a b c d 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 60
  21. ^ a b c 辻井達一 1995, p. 254.
  22. ^ a b c d e 山﨑誠子 2019, p. 86.
  23. ^ 田中潔 2011, p. 34.
  24. ^ IV. サザンカおよびヤブツバキ間の浸透交雑”. 2024年4月24日閲覧。
  25. ^ ハルサザンカの起原に関する細胞遺伝学的研究 (第5報)”. 2024年4月24日閲覧。
  26. ^ パーオキシダーゼ•アイソザイムによるサザンカ品種とツバキ属の種との類縁関係について”. 2024年4月29日閲覧。
  27. ^ a b 辻井達一 1995, p. 252.
  28. ^ a b 辻井達一 1995, p. 253.
  29. ^ 葉緑体DNAの多型が示すワビスケツバキ「太郎冠者」の母方祖先”. 2024年4月2日閲覧。
  30. ^ 日本各地に現存するツバキ‘有楽’古木の遺伝的同一性”. 2024年4月3日閲覧。
  31. ^ 葉緑体DNA多型によるツバキ属園芸品種‘炉開き’と‘田毎の月’の母系祖先種の解明”. 2024年4月3日閲覧。
  32. ^ 名木2世咲きそろう 佐野市出流原小の「日の出椿」住民ら移植”. 2024年4月2日閲覧。
  33. ^ 有楽椿の里について”. 2024年4月3日閲覧。
  34. ^ 樹齢600年 ツバキ倒れる下関市天然記念物、台風影響か”. 2024年4月2日閲覧。
  35. ^ 金正寺五色八重散椿”. 2024年4月3日閲覧。
  36. ^ 長楽寺の散り椿”. 2024年4月2日閲覧。
  37. ^ ツバキ5色の彩り 横浜・鶴見”. 2024年4月2日閲覧。
  38. ^ 藤山宏『プロが教える住宅の植栽』学芸出版社、2010年、9頁。 
  39. ^ 山﨑誠子 2019, p. 87.
  40. ^ つばきのしまだより五島市
  41. ^ Flavon (2003年1月13日). “Camellia japonica (Seeds) フラボンの秘密の花園:ヤブツバキの種子”. フラボンの山野草と高山植物の世界. 2014年1月22日閲覧。
  42. ^ 福井県鳥浜貝塚出土の縄文時代漆塗櫛の年代”. 2024年4月24日閲覧。
  43. ^ 鳥浜貝塚の物語はつづく”. 2024年4月24日閲覧。
  44. ^ ツバキ属植物における遺伝資源の活用と保全”. 2024年4月24日閲覧。
  45. ^ ものと人間の文化史 椿, 有岡利幸, 法政大学出版局
  46. ^ 萬葉集1巻54, 巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ偲はな巨勢の春野を, 坂門人足
  47. ^ 萬葉集1巻56, 川上のつらつら椿つらつらに見れども飽かず巨勢の春野は, 春日蔵首老
  48. ^ 萬葉集1巻73, 我妹子を早見浜風大和なる我を松椿吹かざるなゆめ, 長皇子
  49. ^ 萬葉集7巻1262, あしひきの山椿咲く八つ峰越え鹿待つ君が斎ひ妻か
  50. ^ 萬葉集13巻3222, みもろは 人の守る山 本辺は 馬酔木花咲き 末辺は 椿花咲く うらぐはし 山ぞ 泣く子守る山
  51. ^ 萬葉集19巻4152, 奥山の八つ峰の椿つばらかに今日は暮らさね大夫の伴, 大伴家持
  52. ^ 萬葉集19巻4177, 我が背子と 手携はりて 明けくれば 出で立ち向ひ 夕されば 振り放け見つつ 思ひ延べ 見なぎし山に 八つ峰には 霞たなびき 谷辺には 椿花咲き うら悲し 春し過ぐれば 霍公鳥 いやしき鳴きぬ 独りのみ 聞けば寂しも 君と我れと 隔てて恋ふる 砺波山 飛び越え行きて 明け立たば 松のさ枝に 夕さらば 月に向ひて あやめぐさ 玉貫くまでに 鳴き響め 安寐寝しめず 君を悩ませ 大伴家持
  53. ^ 萬葉集20巻4418, 我が門の片山椿まこと汝れ我が手触れなな土に落ちもかも, 物部廣足
  54. ^ 萬葉集20巻4481, あしひきの八つ峰の椿つらつらに見とも飽かめや植ゑてける君, 大伴家持
  55. ^ 辻井達一 1995, pp. 251–252.
  56. ^ 桐野秋豊写真・著『椿 : 色分け花図鑑 : 名前の由来と系統がわかる : 庭を美しく彩る品種選びに役立つ本』学習研究社、2005年。ISBN 4-05-402529-3 



ヤブツバキ(薮椿)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 10:27 UTC 版)

椿油」の記事における「ヤブツバキ(薮椿)」の解説

日本における代表的原料植物であり、東京都伊豆大島利島静岡県伊豆長崎県五島列島)の福江島新潟県佐渡島のものが有名。

※この「ヤブツバキ(薮椿)」の解説は、「椿油」の解説の一部です。
「ヤブツバキ(薮椿)」を含む「椿油」の記事については、「椿油」の概要を参照ください。


ヤブツバキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 16:06 UTC 版)

ツバキ属」の記事における「ヤブツバキ」の解説

原種分布南西諸島から青森県夏泊半島まで分布している。これはツバキ属自生地北限である。西日本にはほぼ全域分布しているが、東日本では温暖な地域自生している。

※この「ヤブツバキ」の解説は、「ツバキ属」の解説の一部です。
「ヤブツバキ」を含む「ツバキ属」の記事については、「ツバキ属」の概要を参照ください。

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